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私の住む家には大きな特徴(?)が
ありまして、我が家は昔から猫が
寄ってくる家なのです。

これまで迷い猫、捨て猫の群れが
ぞくぞくとやってきて、一時、
大変な時期がありました。

今は、何とか3匹で収まっていますが
その中の一匹が、長毛のアンゴラ種で
名前は「チャーリー」(全身茶色なので)

真夏の今、彼を見ているだけでも
毛がモワモワとして暑いのです。

彼もたまらないらしく
シャワーに入るとやってきて、
時々洗ってあげています。

汗をいっぱいかく夏…
実際はシャワーよりも入浴の方が
健康には良いとのことですが

チャーリーのためにも(まさか)
実際のところどうなのか。
今回、ちょっと調べてみました。

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夏こそ入浴!
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外は猛暑、室内は過冷房…
そんな状況が続くと、
体の自律神経が乱れ、体調を崩し
夏バテの原因になります。

そんな夏の季節こそ、
入浴が自律神経を整え、
夏の健康維持に
役に立つというわけです。

◆入浴でリラックス

入浴により、3つの物理作用
「温熱」「水圧」「浮力」が
効果的に働き、夏の疲れ、
冷え、ストレスの
解消につながります。

入浴すると水圧が
体全体にかかり、呼吸数が増え
心臓の働きも活発になり
全身の血行が良くなります。

また水中では体を軽く感じて、
だるさも軽減、心身ともに
リラックス出来るわけです。

◆足のむくみには温水&冷水シャワー

立ち仕事や冷房のために脚が疲れたり、
むくんだりしたときは、
ふくらはぎへシャワーをあてましょう。

ふくらはぎの内側に温水を1分、
外側に冷水を3~5秒ほど交互にかけると、
血流が良くなりむくみがとれやすくなります。

◆匂いも防ぐ働きもあり

汗の99%は水分でほぼ無臭。
匂いは、肌の細菌が
汗を分解する時に発生します。
細菌は皮脂や古い角質、
汚れを餌に増殖するのです。

皮脂は熱に弱いので、
シャワーの浴びすぎや、
目の細かいスポンジでこするより、
湯船でじわじわと、浮き上がらせて
取り除くほうが有効。

入浴を習慣化すれば、
汗腺の機能が高まり、
「サラサラ」の匂いが
発生しない汗に
変化するそうです。

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夏の入浴法
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ややぬるめがお勧めで、
39度前後のお湯に10分程度
つかるのが効果的

心臓から出た血液が
体内を1周するのに約1分。
10分入ると10周程度、
血液を巡らすことができます。

湯船に入って汗が出るまでに
6~7分必要なので、
それより少し長めという点でも、
10分程度がおすすめだそうです。

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安眠効果
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お休み前、
1時間半か2時間前の入浴で
安眠効果が高まります。

眠気は体温の変化と
密接に関わりがあり、
体温が下がると
自然な眠気が訪れます。

お風呂で温まり
少し体温を上げると、
そのあと体温が下がる。

この変化で心地よい、
深い眠りが得られるようです。

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入浴後には水分補給を
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熱めのお風呂に15分入ると、
500ミリリットルの汗が出ます。

入浴前にコップ1杯の水を。
更に、お風呂上がりにもコップ1杯。

きちんと水分補給すれば、
汗をたっぷりかいても
脱水予防になります。

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入浴剤も効果あり
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入浴の効果を高める入浴剤も
いろいろなタイプが出ています。

「温浴効果」「清浄効果」
色や香りを楽しむ「リラックス効果」など
各種特徴がありお好みでお選びください。

◆固形タイプ
炭酸ガスが発生し血行を良くする特徴

◆粉末タイプ
重曹、硫酸ナトリウムなどが主な成分
重曹は肌の汚れを落とし、
硫酸ナトリウムは保湿効果

◆液体タイプ
スキンケアに向いていて、
保湿効果があります。

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「夏はシャワーだけ」と
思っていましたが、
夏の疲れをリセットするには、
入浴が効果的のようです。

私も今晩はお風呂に入るつもりです。
お風呂で「夏バテ」予防ですね!

※入浴剤の詳細については、
日本浴用剤工業会のサイトを
ご参考ください。

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ちなみに残り2匹の猫の名は

キジ猫の「寛太」
(寺内貫太郎さんそっくり)

白地に線模様の「小弾(こだま)」
(弾丸のように走ります)

お盆前で、当社も忙しい日々ですが、
不器用な我ら、仕事は中々はかどりません…

猫の手を借りたいとは
このことですが。(苦笑)

梅雨が明けると一気に熱波!
高温、高湿度、無風…
こんな時に起こるのが
ずばり熱中症です。

今回の健康伝言板は、
熱中症がテーマです。

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そもそも熱中症とは?
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人の体温は通常36~37度ぐらいに
保たれ、暑い時や運動をして
体温が上がると、汗をかいたり
血管を広げたりして体温を
下げようとします。

熱中症とは体内の水分や塩分が減り、
バランスが崩れ、体に熱が
たまってしまった状態のことです。

初期の段階では、めまい、
たちくらみ、吐き気や頭痛などの
症状が起こります。

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「水分補給」と「塩分補給」がポイント
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人は1日に食事や飲み水から
約2.5リットルの水分を取り、
尿や汗でその水分を
排出しています。

しかし、水分補給が間に合わないと
更に汗をかき、脱水症状に。

では、ただ水を補給すれば
いいかというと、汗には塩分などの
電解質(イオン)が含まれていて、

水だけ飲むと、体内のイオンの
濃度が薄まり、そうすると、
その濃度を保とうと尿が出やすくなり、
さらに脱水症状が進む悪循環になります。

熱中症の予防と対策には
水分と合わせて、塩分や食塩水、
経口補水液(最近CMよく見ますね)
を取るのがベストになります。

※食塩水
1リットルの水に、
ティースプーン半分(2g)の食塩
を溶かしたもの。好みで砂糖分も追加

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室温が30度超えたら冷房を!
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高齢の方は暑さやのどの渇きを
感じにくい体質となります。

汗をかく能力も衰えるので
1時間に1回は水分補給をしながら
部屋に温度計を設置し、
室温が30度を超えたら、
冷房をつけるようにしましょう。

入浴時や就寝中にも
水分は失われていくので、
入浴前後には十分な水分補給、
寝るときは枕元に飲料をおきましょう。

お子さんも、体が小さい分、
そのまま環境の影響を受けやすく、
新陳代謝が活発で、
出ていく水分も多いので要注意です。

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それでも「めまい」が起こったら!
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暑さで体温が上昇すると
体にこもった熱を逃がそうと、
皮膚の血管が広がります。

すると全身の血液の量が減り、
血圧が下がり、脳への血流が
減少し、めまいや立ちくらみ、
体がだるくなるのです。

◆対処法

安全で涼しいところへ、
転倒に注意しながら移動。
足を10センチほど高くすれば
心臓への血流がよくなり、
血圧が下がり、脳への血流も
改善されます。

首筋やわきの下などを、
保冷材などで冷やしましょう。

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「けいれん」にも要注意!
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大量の汗をかくと、塩分も
体内から失われます。

水分だけ補給すると、
血液中の塩分濃度が下がり、
手足の筋肉の収縮がおこり
熱けいれんが起こります。

手足の筋肉がぴくぴく、
こむら返り、手足のしびれを
感じたら熱けいれんの可能性です。

※全身のけいれんではなく、
部分的に生じるのが特徴。

◆対処法

安全で涼しいところへ、
転倒に注意しながら移動。
水分補給は無理のない範囲で
少しずつしましょう。

スポーツドリンクや、
食塩水や、梅干しなどもおすすめです。
カフェインの入ったものは
利尿作用が強いので使用不可です。

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体温が40度超えたら救急車を!
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立ちくらみ、吐き気、頭痛の症状が
出たら涼しいところで体を休め、
それでも回復しなかったら病院へ!

体温が40度を超えたら重症ですので
救急車を呼びましょう!

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携帯で暑さ指数を要チェック!
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環境省の「熱中症予防サイト」で、
各地域の指数が確認できます。

暑さ指数28度以上で危険な状態
31度以上で運動は原則中止となります。

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ところで甲子園は!?
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ここまで書いてきまして、
ふと気になったのが
夏の甲子園…

あんな環境で試合してよいのか…
暑さ指数31度は確実に
超えていますよね。

スタッフのM君曰く、
彼らは普段から
慣れているので大丈夫です。
(勝手に判断してる…)

それより僕の普段からの
能天気さが心配ですとのこと。

頑張れ!高校球児!

テレビでの観戦は
冷房の効いた部屋で
行いましょう!

(実際、選手の健康に
ついて協議されているようです)

店長 竹田、還暦まであと2年
体にちょっとした異変が起こりました。

早起きになったのです…
毎朝、目が覚めるのが5時!

これまでより、なんと
1時間半も早起きになったのです。

年をとると目覚めが
早いとは聞いていましたが、
その通りでした。

調べるに早起きの原因は
懐中時計ならぬ、体内時計との事

まさか体内に時計と思いつつも
今回その時計の仕組みについて
お伝えします。

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体内時計の一日は24.5時間
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人体の細胞内には
「体内時計」があり
その時計が一日のリズムを
作っているそうです。

人の体内時計は1日24.5時間。
地球の1日は24時間なので、

その30分のずれは、
朝の光と食事の刺激で
毎日リセットされます。

朝の太陽光を目に感じ、
そのことが脳に伝わり、脳から
全身の組織に時間のズレを
リセットしなさいと指示があります。

更に、朝の食事で体の細胞にも
刺激が加わり、「光と食事」の二つが
補完しあい体内時計のズレを修正しています。

要するに、
毎朝時間をリセットしないと
暮らしのリズムが30分づつ、
ずれて、体調も悪くなるのです。

同じ量を食べても「食べる時間帯」で、
肥満になったりダイエットにつながったり、

病気も症状ごとに、発病しやすい
時間帯があるのも分かってきました。

(「時間薬理学」というそうです)

※胃潰瘍は午前零時、気管支喘息は早朝4時、
片頭痛は朝6時前後…脳梗塞は午前中…

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朝食を抜くと、体内時計が狂います
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つまり、朝食抜きで体内時計に
スイッチが入らないと
次第に肥満や病気のリスクが高まり、

朝食を抜いた分、
夜食が高カロリーの食事と
なったり、一時的にやせても

朝食抜きダイエットは、
結果として体調のバランスが崩れ
逆効果となるわけです。

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早起きの秘密「メラトニン」
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日の光の刺激で、
脳に「メラトニン」という
ホルモン分泌されます。

「メラトニン」は
光の明暗に影響を受け

昼 → 減少 → 活性化(覚醒)
夜 → 増加(昼の約10倍)→ 眠くなる(睡眠)
というサイクルで働きます。

「メラトニン」は思春期の
15歳をピークに減少。
50~60歳で15歳の約半分に!

高齢者が早起きなのは、
「メラトニン」の減少が
その一因とみられているわけです。

「メラトニン」は病気を予防、
加齢を抑制、物忘れの防止にも
大きな影響、効果があるようです。

「メラトニン」の維持には
昼は屋外で日光を浴び、
夜は照明を暗くし早寝すること。

※そういう意味でも
引きこもりは病気の元なんですね。

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朝ごはん抜きの子供は成績が悪い?
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文部科学省では平成18年から
「早寝、早起き、朝ごはん」という
運動を行っていて、

データを見ると「朝食と成績」の
相関関係は一目瞭然。

食べている子と、食べていない子の正答率が
小学生で3割から4割の差があります。

(朝食を食べれば賢くなる!
と、いうわけではありません!)

「メラトニン」が減少する昼間が
脳が活性化する時間帯です。
きちんと朝食を食べて
夜と昼の切り替えが大事なわけです。

今、世間を騒がされている文部省の方々、
大臣の方も、「早寝、早起き、朝ごはん」
守っているか疑問ですよね。(苦笑)

彼らには、日の当たる道を堂々と
歩んでいただきたいものであります。

ということで、わたくしも何とか、
スマホ断食(苦笑)、おとなしく
眠りにつきたいと思う次第です。

※「メラトニン」は、サプリとして
アメリカでは販売されていますが、
日本では販売不可となっています。

※食べるのも腹八分目が長生き!
アメリカでの20年かけた壮大な研究で、
カロリー制限をした方が、
若々しいとの結果が発表されました。

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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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