夏だからこそ、お風呂!
2017年7月29日
私の住む家には大きな特徴(?)が
ありまして、我が家は昔から猫が
寄ってくる家なのです。
これまで迷い猫、捨て猫の群れが
ぞくぞくとやってきて、一時、
大変な時期がありました。
今は、何とか3匹で収まっていますが
その中の一匹が、長毛のアンゴラ種で
名前は「チャーリー」(全身茶色なので)
真夏の今、彼を見ているだけでも
毛がモワモワとして暑いのです。
彼もたまらないらしく
シャワーに入るとやってきて、
時々洗ってあげています。
汗をいっぱいかく夏…
実際はシャワーよりも入浴の方が
健康には良いとのことですが
チャーリーのためにも(まさか)
実際のところどうなのか。
今回、ちょっと調べてみました。
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夏こそ入浴!
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外は猛暑、室内は過冷房…
そんな状況が続くと、
体の自律神経が乱れ、体調を崩し
夏バテの原因になります。
そんな夏の季節こそ、
入浴が自律神経を整え、
夏の健康維持に
役に立つというわけです。
◆入浴でリラックス
入浴により、3つの物理作用
「温熱」「水圧」「浮力」が
効果的に働き、夏の疲れ、
冷え、ストレスの
解消につながります。
入浴すると水圧が
体全体にかかり、呼吸数が増え
心臓の働きも活発になり
全身の血行が良くなります。
また水中では体を軽く感じて、
だるさも軽減、心身ともに
リラックス出来るわけです。
◆足のむくみには温水&冷水シャワー
立ち仕事や冷房のために脚が疲れたり、
むくんだりしたときは、
ふくらはぎへシャワーをあてましょう。
ふくらはぎの内側に温水を1分、
外側に冷水を3~5秒ほど交互にかけると、
血流が良くなりむくみがとれやすくなります。
◆匂いも防ぐ働きもあり
汗の99%は水分でほぼ無臭。
匂いは、肌の細菌が
汗を分解する時に発生します。
細菌は皮脂や古い角質、
汚れを餌に増殖するのです。
皮脂は熱に弱いので、
シャワーの浴びすぎや、
目の細かいスポンジでこするより、
湯船でじわじわと、浮き上がらせて
取り除くほうが有効。
入浴を習慣化すれば、
汗腺の機能が高まり、
「サラサラ」の匂いが
発生しない汗に
変化するそうです。
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夏の入浴法
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ややぬるめがお勧めで、
39度前後のお湯に10分程度
つかるのが効果的
心臓から出た血液が
体内を1周するのに約1分。
10分入ると10周程度、
血液を巡らすことができます。
湯船に入って汗が出るまでに
6~7分必要なので、
それより少し長めという点でも、
10分程度がおすすめだそうです。
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安眠効果
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お休み前、
1時間半か2時間前の入浴で
安眠効果が高まります。
眠気は体温の変化と
密接に関わりがあり、
体温が下がると
自然な眠気が訪れます。
お風呂で温まり
少し体温を上げると、
そのあと体温が下がる。
この変化で心地よい、
深い眠りが得られるようです。
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入浴後には水分補給を
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熱めのお風呂に15分入ると、
500ミリリットルの汗が出ます。
入浴前にコップ1杯の水を。
更に、お風呂上がりにもコップ1杯。
きちんと水分補給すれば、
汗をたっぷりかいても
脱水予防になります。
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入浴剤も効果あり
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入浴の効果を高める入浴剤も
いろいろなタイプが出ています。
「温浴効果」「清浄効果」
色や香りを楽しむ「リラックス効果」など
各種特徴がありお好みでお選びください。
◆固形タイプ
炭酸ガスが発生し血行を良くする特徴
◆粉末タイプ
重曹、硫酸ナトリウムなどが主な成分
重曹は肌の汚れを落とし、
硫酸ナトリウムは保湿効果
◆液体タイプ
スキンケアに向いていて、
保湿効果があります。
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「夏はシャワーだけ」と
思っていましたが、
夏の疲れをリセットするには、
入浴が効果的のようです。
私も今晩はお風呂に入るつもりです。
お風呂で「夏バテ」予防ですね!
※入浴剤の詳細については、
日本浴用剤工業会のサイトを
ご参考ください。
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ちなみに残り2匹の猫の名は
キジ猫の「寛太」
(寺内貫太郎さんそっくり)
白地に線模様の「小弾(こだま)」
(弾丸のように走ります)
お盆前で、当社も忙しい日々ですが、
不器用な我ら、仕事は中々はかどりません…
猫の手を借りたいとは
このことですが。(苦笑)