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梅雨が明けると一気に熱波!
高温、高湿度、無風…
こんな時に起こるのが
ずばり熱中症です。

今回の健康伝言板は、
熱中症がテーマです。

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そもそも熱中症とは?
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人の体温は通常36~37度ぐらいに
保たれ、暑い時や運動をして
体温が上がると、汗をかいたり
血管を広げたりして体温を
下げようとします。

熱中症とは体内の水分や塩分が減り、
バランスが崩れ、体に熱が
たまってしまった状態のことです。

初期の段階では、めまい、
たちくらみ、吐き気や頭痛などの
症状が起こります。

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「水分補給」と「塩分補給」がポイント
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人は1日に食事や飲み水から
約2.5リットルの水分を取り、
尿や汗でその水分を
排出しています。

しかし、水分補給が間に合わないと
更に汗をかき、脱水症状に。

では、ただ水を補給すれば
いいかというと、汗には塩分などの
電解質(イオン)が含まれていて、

水だけ飲むと、体内のイオンの
濃度が薄まり、そうすると、
その濃度を保とうと尿が出やすくなり、
さらに脱水症状が進む悪循環になります。

熱中症の予防と対策には
水分と合わせて、塩分や食塩水、
経口補水液(最近CMよく見ますね)
を取るのがベストになります。

※食塩水
1リットルの水に、
ティースプーン半分(2g)の食塩
を溶かしたもの。好みで砂糖分も追加

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室温が30度超えたら冷房を!
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高齢の方は暑さやのどの渇きを
感じにくい体質となります。

汗をかく能力も衰えるので
1時間に1回は水分補給をしながら
部屋に温度計を設置し、
室温が30度を超えたら、
冷房をつけるようにしましょう。

入浴時や就寝中にも
水分は失われていくので、
入浴前後には十分な水分補給、
寝るときは枕元に飲料をおきましょう。

お子さんも、体が小さい分、
そのまま環境の影響を受けやすく、
新陳代謝が活発で、
出ていく水分も多いので要注意です。

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それでも「めまい」が起こったら!
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暑さで体温が上昇すると
体にこもった熱を逃がそうと、
皮膚の血管が広がります。

すると全身の血液の量が減り、
血圧が下がり、脳への血流が
減少し、めまいや立ちくらみ、
体がだるくなるのです。

◆対処法

安全で涼しいところへ、
転倒に注意しながら移動。
足を10センチほど高くすれば
心臓への血流がよくなり、
血圧が下がり、脳への血流も
改善されます。

首筋やわきの下などを、
保冷材などで冷やしましょう。

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「けいれん」にも要注意!
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大量の汗をかくと、塩分も
体内から失われます。

水分だけ補給すると、
血液中の塩分濃度が下がり、
手足の筋肉の収縮がおこり
熱けいれんが起こります。

手足の筋肉がぴくぴく、
こむら返り、手足のしびれを
感じたら熱けいれんの可能性です。

※全身のけいれんではなく、
部分的に生じるのが特徴。

◆対処法

安全で涼しいところへ、
転倒に注意しながら移動。
水分補給は無理のない範囲で
少しずつしましょう。

スポーツドリンクや、
食塩水や、梅干しなどもおすすめです。
カフェインの入ったものは
利尿作用が強いので使用不可です。

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体温が40度超えたら救急車を!
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立ちくらみ、吐き気、頭痛の症状が
出たら涼しいところで体を休め、
それでも回復しなかったら病院へ!

体温が40度を超えたら重症ですので
救急車を呼びましょう!

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携帯で暑さ指数を要チェック!
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環境省の「熱中症予防サイト」で、
各地域の指数が確認できます。

暑さ指数28度以上で危険な状態
31度以上で運動は原則中止となります。

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ところで甲子園は!?
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ここまで書いてきまして、
ふと気になったのが
夏の甲子園…

あんな環境で試合してよいのか…
暑さ指数31度は確実に
超えていますよね。

スタッフのM君曰く、
彼らは普段から
慣れているので大丈夫です。
(勝手に判断してる…)

それより僕の普段からの
能天気さが心配ですとのこと。

頑張れ!高校球児!

テレビでの観戦は
冷房の効いた部屋で
行いましょう!

(実際、選手の健康に
ついて協議されているようです)

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