「たんぽぽ」は本当に食べられる?
2017年3月21日
昨年の熊本地震からもうすぐ一年。
あれだけひどい地震が連続で起こると、
何から何まで、あっという間に
ストップします。
水も電気も、すべて止まり
ガソリンスタンドは長蛇の列
コンビニの棚も真っ白
何もありませんでした。
私が通勤に通う
堤防を兼ねた川沿いの道路は
未だにひび割れ、崩落し
まだまだ、まっすぐに
走れません。(汗)
そんな河原にも春が来て
菜の花が咲き、野草たちの
緑も鮮やかになってきました。
僕も春の陽気に誘われて
ちょっとお散歩。
菜の花にも栄養があり、
食用になるのは以前の伝言板で
ご紹介しましたが、
さて「たんぽぽ」はどうか?
と気になり始め…今回
つい、調べてみました。
(又地震が来て、食べるものが
なくなった時に自分だけ助かろうと
そんなつもりではありません!)
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「たんぽぽ」の栄養素とは!
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キク科の植物「たんぽぽ」
・和名 蒲公英
(ウラキミヒデではありません)
・英名 タンデライオン
(その葉の刻まれ方が
ライオンの葉並びに似ている
ことから。)
主な栄養素は、
ビタミンA、鉄、カルシウム、
ビタミンK、カリウムなどなど。
(成分の公のデータは見当たらず…)
日本では雑草のイメージが強いのですが、
欧米では栄養豊富な優秀なハーブとして
タンポポを食す習慣があり、
シーズンになると旬の野菜として
スーパーでも売られているそうです。
カリウムを豊富に含んでいるので
高い利尿作用があり、
不要な水分や老廃物を出す、
デトックス効果もあります。
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「たんぽぽ」は苦い?
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生食で食べると苦味が最強に
キツイそうですが、
そもそもタンポポには在来種と、
セイヨウタンポポという外来種があり、
味が全然違うそうです。
在来種のタンポポは苦味や
クセがほとんどなくサラダ菜の
ようにさらりとしたお味。
※在来種と外来種の見分け方
花を包み込む緑の部分の
外片が反り返って
下向きになっているのが外来種
※おすすめ料理は
ごまあえ、てんぷらなどなど。
沸騰したお湯で下茹でし、
数時間水で晒すと
アクもきれいに抜けるそうです。
(ネットでは食用の種も販売中でした)
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他にも食用の野草がいっぱい!
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更に調べるに、たんぽぽの他にも、
春の野山(都心の空き地にも!)
には、食用になる「野草」がいっぱい
・ヨモギ
・カタバミ
・シロツメクサの花
・ノビル
・カラスノエンドウ
・オオバコ
・ハコベ
・セリ
・クコ
・スミレ などなど!
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お出かけ、健康効果!
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春の風に吹かれ、
ゆっくり、のんびり歩いて
しやがんで、目線を低くすると
今まで気が付かなかった
世界が見えてくるようです。
眺めてよし、食べてよし
野草には気分をリラックスさせる
自然の健康効果があるのかも!
お近くの「たんぽぽ」を探して
次のお休みに出かけてみませんか?