夏バテ対策に牛乳?
2017年8月19日
毎日毎日、毎年毎年
今の時期に口から出る言葉は
「今年の夏は暑い!」です。
この暑さで体調管理も大変、
今回は定番の「夏バテ」について
調べてみました。
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そもそも「夏バテ」とは?
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「夏バテ」とは、医学的な用語ではなく、
体調不良の総称のことです。
自覚症状としては、
「疲れがとれない」「食欲不振」
「不眠」などがあげられます。
◆原因として、
【冷房】
・冷える → 血行不良、免疫力低下
・室内外の温度差 → 自律神経の乱れ、体のだるさ
・冷房で汗をかけない → 体内に熱がこもる、脱水
【暑さ】
・夜眠れない → 睡眠不足、疲れが取れない
・ビールや炭酸飲料など、冷たいものの飲みすぎ
→ 消化器官の機能低下、食欲不振
要するに冷えすぎても、暑すぎても
体には良くないわけですね。
◆夏バテ予防のポイントは
「バランスの良い食生活」「水分補給」
「睡眠」「適度な運動」です。
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ビタミンB群がおすすめ!
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そうめんなど冷たく
さっぱりとした炭水化物だけの
メニューになりがちですが、
それでは栄養不足。
疲労回復効果のある
ビタミンB群の食材をメニューに入れて
スタミナをつけましょう。
【ビタミンB群】
豚肉、レバー、まぐろ、
かつお、うなぎ、大豆製品
※にんにくやネギなど、
アリシンを含む食材と一緒に食べると
ビタミンB群の吸収が
良くなるそうです。
【旬の夏野菜で栄養補給】
夏の太陽を浴びたトマト、カボチャ
ピーマンなどの夏野菜は
カロテン、ビタミン、カリウムなどの
ミネラルも豊富です。
旬の野菜で元気回復!
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夏バテに負けない体作りを!
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人間は汗をかくことで、
温度調節をしているので、
(温度レバーがあるわけでなく)
汗をかく能力を高めることが
「夏バテ」の予防になります。
軽く汗ばむウォーキングや
軽いジョギングなどを
約15〜20分ほど行うと、
汗腺が開いて汗をかきやすくなります。
汗をたくさんかいたときは、
水分補給をしっかりと。
※真夏の炎天下で運動するのは
危険です。気温が低く、日差しも
弱めの早朝や夕方以降に
行いましょう。
◆「熱中症」「夏バテ」に牛乳?
NHKの「ためしてガッテン」の
過去の放送で「熱中症」には「牛乳」が
効果的と紹介されていたそうですが、
水分補給の意味ではなく、
熱中症に負けない体を作る意味で
「牛乳」がおすすめとの事でした。
運動後に「たんぱく質」が豊富な牛乳を
運動後(30分以内)に約300CC飲むと、
血液量が増加し、そのことで
発汗作用が促され、体温調節のしやすい
体作りに役立つそうです。
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ペットも夏バテ?
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犬にも猫にも、「夏バテ」はあります。
(真夏に毛皮をまとう彼らも大変です)
◆夏バテ、チエックポイント
【ワンちゃん編】
・犬の背中の肌を指でつまんで、
元の状態にまで時間がかかる。
・目や口が乾いて、目が落ちくぼんでいる
・おしっこが出ない。
【猫ちゃん編】
・ハーハーと息づかいが荒く、
いつもより体温が高い場合。
上記のような症状が出たら、
濡れタオルで全身を包み、体温を下げ病院へ!
※夏場は、ウエットフードで水分補給を。
ウェットフードは通常、水分量が80~90%
これをドライフードにトッピングすることで、
より多くの水分を摂取することができます。
夏バテ時の食欲増進も期待できます。
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熊本のような自然に囲まれた田舎でも
日々、熱波が吹いています。
正直、都会にお暮しの方は、
ジョギング、ウォーキングどころか、
外に出るだけでも大変ではないでしょうか。
まず、体を動かすことのキッカケ作りから
始めるとすれば、水中浴がおすすめです。
体の負担も少なく、涼しく
気分転換にもなります!ぜひ、お試しを。
※ポッコリお腹の私も、水中では
恥ずかしくないので、持続中です(苦笑)