健康になる野菜の食べ方とは?
2018年3月10日
今年の寒さ、雪は大変でしたね~
その影響で野菜の価格も高騰!
葉物を中心に高値が続き鍋物が大ピンチ
平年の2倍もする場合があるそうです。
私の住む熊本ではそこまで雪の被害もなく
物々交換の田舎住まい…結構な過疎地です(苦笑)
私としてはそこまでの実感はありません。
寒さは野山に住む動物達に影響を与えているようで、
散歩道ではタヌキはもちろん、イノシシの親子や
子猿の姿(自宅の2階!です)を見るようになりました。
彼らが畑を結構荒らすのです。
話し合いで共存共栄はできないものでしょうか(無理…)
ということで、今回は
高騰野菜のお値段以上!
役に立つ食べ方を調べてきました
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栄養は調理次第
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折角体にいい食材を買っても
調理の仕方によっては栄養成分を逃したり
壊してしまったりしていることがあります。
実にもったいない!ぜひご参考に!
◆トマトは油と一緒に!
体をサビから守る抗酸化作用のある
赤い色素のリコピンは脂溶性。
油で炒めたり、脂肪を含む肉と
一緒に煮込むと体に吸収されやすくなります。
※リコピンは加熱には強い栄養素です。
※皮が緑の未熟なものは常温で赤くなり
リコピンも増え甘みも増します。
◆アボカド
抗酸化作用のあるビタミンEや
食物繊維が豊富なアボカド。
切ると変色するので
食べきれない場合は
種をつけたままで
表面にレモン汁をかけ
ラップで冷蔵保存を。
※ヘタが取れているものには
注意。熟し過ぎている場合があります。
◆オクラ
ネバネバはペクチンなどの水溶性食物繊維。
ヘタを切り落して茹でると食物繊維が溶け出します。
鉛筆を削るように薄く削り、刻むならゆでた後に。
◆ブロッコリー
豊富なビタミンB群、Cは水溶性で
ゆでると水に溶け出します。
電子レンジで加熱するか、短時間ゆでる。
または少量の水で蓋をして蒸すのがおすすめ。
◆たまねぎ
血液サラサラ効果が期待できる辛味成分の
硫化アリルは水溶性。水にさらすと溶けだします。
さらすなら短時間で!
辛味はツナや鰹節を絡めると和らぎます。
スライスよりみじん切。
細胞をしつかり断ち切る!
有用成分は細胞が壊れて酵素が
働くことで引き出されます。
繊維を垂直に断ち切るようにすれば、
さらに有用成分が増えます。
◆ごぼう
ごぼうを切ると黒ずむのは
ポリフェノールの働き。
水にさらすと
ポリフェノールが溶け出します。
きんぴらや筑前煮など変色が
気にならない料理なら水さらしは不要です。
◆納豆
血栓を予防するナットウキナーゼは
高温にさらされると変性します。
炊き立ての熱々ご飯に混ぜたり、
納豆汁で煮立てるのは避けましょう。
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まんべんなく栄養素
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テレビやメディアで健康にいい!●●に効く!と
紹介されて毎日そればかりを食べては
栄養バランスが崩れます。
むしろ心がけたいのは普段の食事で
それぞれの食材がもつ栄養素を
あますことなくとることがポイントだと思います。
◆白菜は外側から食べるほうが日持ちします
水分をためている芯から葉をはがすと
葉は早く痛みます。芯に切れ目を入れ
成長を止め、外側から使いましょう!
カット後も成長を続けていますので
断面が盛り上がってきます。
大地の恵みを健康に!
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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
今日も皆さんにとって、
ぬくもり溢れる1日になりますように♪
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