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ヒートショック予報

以前、健康作りの為に
登山を始めたとお伝えした私ですが、
先週の19日に山に行ってきました。

場所は五家荘(ごかのしょう)という
熊本でも秘境と呼ばれる
標高1700メートルの山地帯で、

紅葉見物がてら
気軽な気持ちで出かけましたが、
登山開始後1時間で
山は吹雪となりました。(冷汗)

誰が呼んだか「天空の縦走路」
霧氷の中を、歩くこと8時間…

山の神は、最高の冬景色と、
全身筋肉痛というアメとムチを
私に与えてくれたのでした。

登山と言えば日本気象協会。
(今回のテーマにこじつけて)

全国の山の天気に台風、雨雲までも
インターネット上などで
公開してくれている協会ですが、

最近では暮らしに
役立つ情報の提供もあり
今、協会のサイトでは、

全国「ヒートショック予報」
なるものを見ることができます。

日本地図上、県別に
「冷え込み警戒」「気温差警戒」
「警戒」「注意」「油断禁物」などの
マークでヒートショックの
注意喚起をしています。

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これから気になる
ヒートショック
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「ヒートショック」とはつまり、
温度差によるショック症状の事です。

特に高齢の方(男女65歳以上)
に用心が必要で、これからの冬場に
発生率が高まります。

◆暖房の効いた暖かい部屋から、
冷えた浴室に移動

血管がびっくり縮んで
血圧急上昇!

◆熱いお湯に浸かる

体が温まり血管が広がり
今度は血圧の急降下!

こんな冬場の入浴法が
実は心臓に大きな負担を
かけているわけです。

ヒートショックで、
心筋梗塞、脳こうそく、
不整脈などのリスクも高まり

軽く失神して浴室で
頭を打つとかの
危険もあります。

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お風呂場でのヒートショック予防法
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◆脱衣所を暖房で温める

ファンヒーターなどで脱衣所を温め
浴室の温度差を10度以下に。

◆湯船のふたを開けておく

入浴5分前から湯船のふたを開けて
浴室全体を温めましょう。

◆シャワーでお湯をはる

お風呂のお湯をシャワーで張ると
浴室も蒸気で温まり、湯船の温度も程よく

◆湯温41度以下に

脱衣所とお風呂の温度差を
10度以下にする為に
湯温を41度以下に設定しましょう。

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飲酒後のお風呂にもご用心
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これからの忘年会シーズン
飲酒後のお風呂には注意が必要です。

◆体が温まり、全身に血液が送られ、
アルコールも全身にいきわたり、
ますます酔った状態に

脳や心臓の血流が減少、脳貧血、不整脈
心臓発作のリスクが高まる

この状態に、浴室と湯船の寒暖差など
ヒートショックの要因が重なると

高齢者の方でなくても、健康への
リスクが高まります。

※ヒートショックによる年間の死者数は
平成25年で約19,000人(12月~1月に多発)

せっかくのお風呂です。
安心安全に、身も心もほぐされて
一日の疲れを取りたいものですね。

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湯船で筋肉痛の足をさすりながら、
それでも、また山に登りたいと思う
懲りない私です。(苦笑)
気象協会様、お世話になります。

今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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